AIAA 衛星通信フォーラム

Space Japan Review 10, 11, 12 & 1
No.81, Oct. Nov. Dec. 2012 / Jan. 2013

日本語版 SJR 2012年10, 11, 12月号/2013年1月号(No.81) (PDFファイル)

最新の記事は念のためリロード(更新)して、ご覧ください。


Cover

WINDS Kaバンド衛星通信用車載局

Capital Product & Review
「Kaバンド移動体地球局(小型移動車載局)」
の記事をご参照ください。
写真:NICT提供



CONTENTS
表紙
WINDS Kaバンド衛星通信用車載局

(PDFサイズ:3.7MB)

Space Japan Review編集委員会新年挨拶
(PDFサイズ:3.52MB)

あけましておめでとうございます。
Space Japan Review編集委員会より新年のご挨拶を申し上げます。
2013年1月

> Topics from Within
AIAA-ICSSC2012・Ka-Band Broadband Conference 合同会議に参加し
AIAA-SJR 編集特別顧問
飯田尚志
(PDFサイズ:452kB)

「2012 年9 月25 日〜27 日にオタワで開催された30th AIAA International Communications Satellite Systems Conference (ICSSC)及び18th Ka and Broadband Communications, Navigation and Earth Observation Conference の合同会議に参加した。以下では,まず,私がパネリストの一人として出席したパネルディスカッションの模様を中心に報告した後,その他若干のトピックスについて報告する。」衛星通信は過去50 年の間に初期の小型スピン衛星から3軸大容量衛星へと桁外れの発展をした。この50 年間の主要な開発とその現在への影響について議論するとともに,将来への展望についても議論する目的で開催されたパネルディスカッション「A Half Century of Satellite Communications: the Past, Present and the Future」の模様について報告します。

発表スライド:Dr. Takashi Iida, "Satellite Communications Development in Japan: from Past to Future"


> 記事
NICT光通信機器SOTA
情報通信研究機構
高山佳久
(PDFサイズ:418kB)

最近、将来の衛星通信ネットワークにおける大容量データ伝送を行う技術として宇宙光通信の研究開発が注目を集めています。現在,NICTで開発を進めているSmall Optical Transponder (SOTA)は,小型衛星へ搭載できるよう小さくデザインされた光通信装置です。本記事では,このSOTAについて紹介します。

> 学会だより
Japan-Korea Joint Conference on Satellite Communications (JC-SAT2012)開催報告
電子情報通信学会 衛星通信研究専門委員会委員長
門脇直人
(NICTワイヤレスネットワーク研究所長
(PDFサイズ:225kB)

JC-SATは、 Japan-Korea Joint Conference on Satellite Communicationsとして、2000年より10年以上にわたって電子情報通信学会通信ソサエティ衛星通信研究専門委員会(SAT研)と韓国のKorean Society of Space Technology(KOSST)の共催により、日本と韓国の衛星通信研究者間の情報交換、相互理解の促進を目的として開催されてきた国際会議であり、2012年は韓国側が主幹事となり、10月24、25日に韓国ソウル特別市汝矣島の韓国中小企業会館(Korea federation of small and medium business)にて開催された。

> Capital Product & Review
Kaバンド移動体地球局(小型移動車載局)
情報通信研究機構 ワイヤレスネットワーク研究所
宇宙通信システム研究室
大川 貢、赤石 明、高橋 卓
(PDFサイズ:289kB)

「情報通信研究機構は、Kaバンド帯における衛星通信用の小型移動車載局を開発した。小型移動車載局は、超高速インターネット衛星 「 きずな (WINDS)Wideband Internet Engineering Test and Demonstration Satellite」1) 再生中継システムを使用して、電波遮蔽物がない場合、走行しながら24Mbpsの通信容量を実現できるように設計している。」災害時にも走行しながら衛星通信を行える小型移動車載局の紹介を執筆いただきました。 走行時のアンテナ指向誤差は0.064度以内という優れた追尾特性を有する小型車載局で、アンテナ部を取り外して船舶等の移動体へも搭載可能な地球局です。

> Space Japan Interview
昭和の宇宙に咲くCS「さくら」の開発から学んだこと
−3.11地震・津波被災鉄道の「ソーラートンネル」による電化復興と衛星通信−
磯 彰夫
(PDFサイズ:634kB)

「Space Japan Review誌:前回、平常時の地上通信不感地域や非常災害時の地上通信被災地域バックアップのために、自立電源装備の衛星通信利用高速鉄道早期地震・津波検知システムの普及促進整備加速と地震災害High Hazard 及びVery High Hazard 地域である東アジア太平洋や南北アメリカの太平洋沿岸、中央アジア、中近東及び地中海沿岸地域等における石油コンビナート、人工透析病院等への拡大応用に関する普及促進施策の必要性について述べていただきました。今回は最初に東日本大震災時の鉄道運行に関してお話しを伺いたいと思います。」引き続き磯彰夫さんにインタビューを行いました。

> 世界のニュース
通信衛星やロケット打上げに関する世界の最新ニュースをお届けします。

編集後記
From Editor

 本号も,編集委員の多忙により通常の隔月号の2冊分の10, 11, 12, 01月号と合併号となってしまいましたが、引き続きよろしくお願いします。(hw)


衛星通信フォーラム(JFSC)委員会構成(2011年10月13日版)  (PDFサイズ:108kB)


編集:AIAA衛星通信フォーラム編集委員会
〒184-8795 東京都小金井市貫井北町4-2-1
情報通信研究機構 ワイヤレスネットワーク研究所内

ご意見、ご希望をお待ちしております。
編集委員会では、読者の皆様の声をお待ちしております。記載記事へのご意見、ご感想、小誌に対してのご希望などを、郵便かEメールにてお寄せください。宛先は、左記編集委員会「読者の声」係りまで。


SJRのトップへ戻る
本号のトップへ戻る