AIAA 衛星通信フォーラム

Space Japan Review 8 & 9
No.63 August & September 2009


日本語版 SJR 8 & 9月号 (No.63)(PDFファイル)

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表紙

アリアン5ロケットによるスカパーJSAT社の
通信衛星JCSAT-12の打ち上げ
(写真提供:スカパーJSAT社)

Contents

表紙  (PDFサイズ:282kB)
アリアン5ロケットによるスカパーJSAT社の通信衛星JCSAT-12の打ち上げ(写真提供:スカパーJSAT社)

Launch of SKY Perfect JSAT Corporation's JCSAT-12 by Arian 5 rocket (Courtesy by SKY Perfect JSAT Corp.)



Space Japan Milestone

「通信衛星JCSAT-12 の打ち上げ成功」
   Space Japan Review 編集委員会
   (PDFサイズ:204kB)

2009年8月22日(土)午前7時9分(日本時間)、スカパーJSAT 株式会社の通信衛星JCSAT-12 が、アリアンスペース社のAriane5 ロケットにより南米フランス領ギアナのギアナ・スペース・センターから打ち上げられました。



Selected Paper

「J-ALERT(全国瞬時警報システム)について」
   財団法人自治体衛星通信機構 大内 智晴、泉 泰澄
   (PDFサイズ:204kB)

2005年5月当時の麻生総務大臣が「麻生安全・安心プラン」を提唱したことにより、通信衛星と防災行政無線等を使って、地震などの自然災害やミサイル等の警報を緊急に住民に伝達するシステムができあがった。これを全国瞬時警報システム、略して「J-ALERT」という。最近、降雨障害への対応、受信機の管理の充実、受信施設・機関の拡大と、システムの改良を行っている財団法人自治体衛星通信機構の大内氏、泉氏にこのJ-ALERT(全国瞬時警報システム)を紹介いただいた。この論文は、平成21年7月8日〜10日小樽市民会館で開催された電子情報通信学会衛星通信研究会での特別講演をもとに本誌のために書き直していただいたものです。



衛星通信と私

「夢であった人工衛星の運用という仕事・・・」
   スカパーJSAT株式会社 青柳 瑞穂
     (PDFサイズ:218kB)

「私の小さい頃からの憧れは宇宙でした。その宇宙にかかわる仕事がしたいといつからか真剣に考えるようになりました。」その夢をかなえるために「当たって砕けろ」の精神で、アメリカの大学、大学院で学び、在学中に当学会のAIAAに加入。帰国後はJSATに入社し、現在YSCC(Yokohama Satellite Control Center)で衛星運用のお仕事をされているスカパーJSATの青柳 瑞穂さんに「私の夢であった人工衛星の運用という仕事に携わる」ことができた顛末を執筆いただきました。



Topics from Within

「超高速インターネット衛星「きずな」による七夕・宇宙からの星空メッセージ配信と皆既日食映像、木漏れ日観察の伝送」
   編集委員 島田政明
     (PDFサイズ:218kB)

超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)の通信実験の一環として、7月7日の七夕の日に行った宇宙からの星空メッセージ配信、7月22日に日本では46年ぶりとなる皆既日食時に行った映像伝送、小笠原村小学校と多摩六都科学館で行った木漏れ日観察と交流授業の映像伝送の模様を報告いたします。



Education Corner

「衛星きずなを用いたアジア3カ国間遠隔授業について」
   筑波大学システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻
   高橋伸 久永忠 亀山啓輔 福井幸男 北脇信彦     (PDFサイズ:218kB)

「我々の目的はWINDSによりアジアの3拠点を結んで多地点間の双方向リアルタイム通 信の遠隔講義が実現可能かつ実用的であることを確認することである。」 筑波大学ではeラーニングの試みとして、超高速インターネット衛星WINDSを用いた遠 隔講義実験をアジアの3大学(タイのアジア工科大学、マレーシアのマルチメディア 大学と筑波大学)を結んで実施した。衛星回線を活用したメッシュ型ネットワークで 相互接続しビデオ映像、音声、講義スライドを配信する環境を整えた。実験概要、衛 星を用いた遠隔講義の課題、今後の予定に関して執筆いただいた。 。



From Aerospace America

「航行衛星がペイロード数を増加へ」
   ティール・グループ マルコ・カセーレス
   和訳:本誌編集特別顧問 植田剛夫     (PDFサイズ:218kB)

Aerospace America, Vol.47, No.6, June 2009に掲載された記事(Marco Caceres :"Navigation satellites fuel payload growth")を、AIAAの許可により翻訳したものである。

本論文では、将来の衛星と打ち上げマーケットの規模を推定するために、 各国の宇宙機関、企業、大学等が提案するペイロードを概念検討フェーズのものも含めて詳細に検討している。2008年に発表した2009年から2018年までの予測では、提案ペイロー$B%I?t$,#1!$#6#5#87o$GA}2C798~$K$"$k$H$$$&!#FC$K@/I\7O%Z%$%m!<%I$,A0G/$NM=B,$+$i#1#0!sA}2C$7$F$$$k!#Cf9q$NA4CO5e9R9T1R@1Beidou(35機の衛星で構成される)や足踏み状態にあったロシアのグロナスシステムのリニューアルの動向も興味深い。また特に中高度軌道ペイロードで最近注目すべきは、"Other 3 Billion (O3b)"と呼ばれる、デジタルデバイド対策のブロードバンド通信衛星システムだ。このような分析ができるのは、長期にわたって粘り強く情報を収集、吟味することが必要で、これらを通して衛星通信産業がどの方向に向かおうとしているかが理解できるものだ。



世界のニュース





JFSC委員会構成  (PDFサイズ:73kB)





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