AIAA 衛星通信フォーラム

Space Japan Review 12/2008, 1, 2 & 3/2009
No.59 & 60 DEC/2008 - JAN, FEB & MAR/2009


日本語版 SJR 12/2008 - 1, 2 & 3/2009月号 (No.59 No.60 合併号)(PDFファイル)

最新の記事は念のためリロード(更新)して、ご覧ください。




表紙

独立行政法人情報通信研究機構鹿島宇宙技術センターにある
衛星通信実験用地球局施 設

Contents

表紙  (PDFサイズ:282kB)
独立行政法人情報通信研究機構鹿島宇宙技術センターにある衛星通信実験用地球局施 設
建物前に駐車している車は、超高速インタネット衛星(WINDS(きずな))実験用の 車で、下の写真は同実験用施設


スペースジャパンレビュー編集委員巻頭言


Executive Comment (1)

「科学技術プロの育成・増加を目指して Workforce Development」
   ジョージ・K・ミュールナー(George K. Muellner)
   AIAA 会長
     (PDFサイズ:204kB)

2008 年5 月に、米国航空宇宙学会はワシントンDC で「明日の航空宇宙労働人口を創設するために共に働こう」と題したフォーラムを開催した。労働人口不足が米国特有ではなく、日本及びヨーロッパでも挑戦課題であることが確認された。航空宇宙に対する情熱を再燃させるには我々は何をすべきか。現AIAA会長のジョージ・K・ミュールナー氏に提言いただきました。


Executive Comment (2)

「宇宙協同事業に関する見通し 」
−グローバルなチャレンジと機会とその先行きを見る−
   ビンス・C・ボール AIAA副会長(国際部門担当)
   エアロスペース・コーポレーション 先進技術部長
     (PDFサイズ:204kB)

宇宙協同事業の分析は「典型的な昔からのパラメータ(コスト、スケジュール、パーフォーマンス)が対象としてよく取り上げられていますが、これからは、協同事業をやるのに影響のある政治情勢マネージメント等を含めないと充分やって行けないと思います。さらに、私は協同事業と言う事につき、この様な要素以上に世界傾向、市場影響、又資本等の考慮もいれ、もっと幅の広い観点からの私個人による見通し、見解につき述べてみたいと思います。」AIAA副会長のビンス・C・ボール氏に今後の宇宙協同事業に関するご意見をいただきました。


Selected Paper

「2008 The Year in Review - Communications」
   クリストファー・F・ホーバー (Christopher F. Hoeber)
   Senior Vice President - Systems, Space Systems/Loral
     (PDFサイズ:204kB)

「2008年の衛星産業は2006 年と2007 年に確立された強固な活動の上に築かれた。そし て,米国政府はさらに多くのペイロードを搭載するために商業衛星の使用を増やした。8 月までの時点で,およそ25 のプロジェクトで,21 の商用契約が結ばれた。静止衛星は,2007年に11 個打ち上げられたが,2008 年は16 個打ち上げられた。注文残量は多く,産業界は,健全さを保ち続けると展望できる。」
本文はAIAA Aerospace America 誌の許可に基づく次の記事の翻訳である。(This article was reprinted with the permission of Aerospace America.) Cristopher F. Hoeber: "2008 The Year in Review - Communications", Aerospace America, Vol.46, No12, pp.50-51, Dec. 2008.



Space Japan Opinion

「安全保障,特にネットワーク中心防衛システムの核たる衛星通信技術の研究開発をどう進めるべきか」
   飯田尚志, SJR 編集委員会顧問     (PDFサイズ:218kB)

宇宙基本法成立を受けて安全保障の一環としての衛星通信技術の重要性とその研究開発の在り方を議論する。軍事革命(RMA)が進んでおり,衛星通信はその要の技術としてその重要性が増大していることを米軍の衛星通信利用の現状と将来について公開資料に基づいて述べ,今後の研究開発の考え方の従来と異なる点として,研究成果の使い方まで研究者に考えさせるべきでないこと,研究開発課題を絞らないこと,国が衛星通信の研究を続けることが益々重要となることを述べる。



Topics from Within

「AIAA TCCS 会議にテレコンで出席して」
   NICT/JFSC 飯田尚志
     (PDFサイズ:218kB)

2009年1月5日午前9時(米東部標準時)、フロリダ州オーランドのMarriott World Centerで開催されたAIAA のTCCS (Technical Committee on Communications System)会議に日本からテレコンにて参加しました。AIAA ICSSCの今後の開催計画についての議論やJapan Forumの活動の紹介が行われました。



Capital Products & Review

「Ku バンド移動体衛星通信用アンテナ」(三菱電機株式会社)
     (PDFサイズ:218kB)

三菱電機株式会社では、2003 年航空機搭載アンテナを市場投入して以来、船舶向けの船上地球局(Earth Station onboard Vessels)、ヘリコプター衛星通信システム(ヘリサット)などを開発してきた。本稿ではKu バンドを用いた移動体衛星通信地球局について紹介いただいた。Ku バンドは従来より固定衛星通信システムで使用されているため、他の周波数帯に比べて、他の無線システムへの干渉を厳しく抑える必要がある。その一方、Kuバンドの中継器を搭載している通信衛星は多いため、干渉の問題を技術的に解決できれば利用範囲が広がると考えられる。航空機、船舶、ヘリコプター等それぞれの移動体の特性に応じた様々な工夫、技術者の努力の結晶が見て取れるだろう。お楽しみいただきたい。



世界のニュース




JFSC委員会構成  (PDFサイズ:73kB)





編集:AIAA衛星通信フォーラム編集委員会
〒184-8795 東京都小金井市貫井北町4-2-1
情報通信研究機構 新世代ワイヤレス研究センター内


ご意見、ご希望をお待ちしております。
編集委員会では、読者の皆様の声をお待ちしております。
記載記事へのご意見、ご感想、小誌に対してのご希望など
を、郵便かEメールにてお寄せください。宛先
は、左記編集委員会「読者の声」係りまで。


SJRのトップへ戻る

No.59&60のトップへ戻る