AIAA 衛星通信フォーラム

Space Japan Review 10 & 11
No.76, October / November 2011

日本語版 SJR 10 & 11 月号 (No.76) (PDFファイル)

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Cover

放送衛星BSAT-3c
提供:B-SAT/Lockheed Martin Commercial Space Systems

本号掲載のSpace Japan Milestone
「BSAT-3c/JCSAT-110Rの打ち上げ成功」参照
CONTENTS
表紙
放送衛星BSAT-3c
提供:B-SAT/Lockheed Martin Commercial Space Systems

本号掲載のSpace Japan Milestone
「BSAT-3c/JCSAT-110Rの打ち上げ成功」参照
(PDFサイズ:2,750kB)
Executive Comment
イタリアにおける主要な宇宙通信プロジェクト
-プロジェクトから得た学び-
スペース・システム・コンサルタンツ
フランコ・マルコニッキオ (PDFサイズ:263kB)

30年以上にわたりイタリアにおける宇宙通信の国家プロジェクトにたずさわってきましたフランコ・マルコニッキオ氏にイタリアにおける主な衛星通信プロジェクトと、衛星開発で学んできた三つの教訓について執筆いただきました。この教訓とは、将来のシステム運用を見据えて設計を行うこと、コスト意識を常に持つこと、計画初期段階からユーザーの要求を把握することとしている。これらは、どれ一つとして宇宙機関で検討されたことがないものという。我々においても心しておく教訓です。

> 衛星余話
宇宙開発、あの頃の裏話
駐ウクライナ大使(前文部科学事務次官)
坂田 東一
(PDFサイズ:277kB)

「私は宇宙開発の仕事に過去2回携わった。一回目は1993年の夏からの2年間で、科学技術庁(当時)の宇宙企画課長というポストにいた。2回目は2003年の夏からの2年間で、文部科学省の研究開発局長だった。いずれの時期も宇宙開発には大事な課題があり、やりがいのある仕事で得難い経験を積むことができた。本稿では、当時のことを思い出しながら、外の方があまりご存じない動きなどを紹介したい。」

> Space Japan Book Review
宇宙開発戦争
<ミサイル防衛〉と〈宇宙ビジネス〉の最前線
Reviewer: 編集特別顧問 植田 剛夫
ヘレン・カルディコット、クレイグ・アイゼンドラス著
植田那美、益岡賢訳:作品社、2009
(原本)Helen Caldicott & Craig Eisendrath: "WAR IN HEAVEN・The Arms Race in Outer Space", The New Press, 2007
(PDFサイズ:181kB)

「本書は、核問題・平和問題に取り組む世界的に著名とされる評論家・活動家のヘレン・カルディコットと、元国務省で宇宙の国際管理を担当し現在はシンクタンクの上級フェローのクレイグ・アイゼンドラスの共著によるものである。「〈ミサイル防衛〉と〈宇宙ビジネス〉の最前線」との副題がついているが、この二つのテーマが主題ではなく(特に宇宙ビジネスについては簡単な解説のみ)、宇宙への武器の配備をめざす米国の現政策を的確に解説したうえで、世界で宇宙の平和利用を守ろうとの主張が本書の主眼であろう。...」

> 特別記事
東日本大震災で利用されたNTT 災害対策衛星通信システム
廣瀬 貴史、今泉 豊、吉田 英邦
NTTアクセスサービスシステム研究所
(PDFサイズ:497kB)

「NTTグループにおける被害も甚大であったが、震災後、通信設備の復旧や被災された方々への支援など、様々な取り組みを約11,000名の体制でNTTグループを挙げて取り組んだ。通信設備の被災状況については、@通信ビル自体あるいは通信ビル内の設備の水没・流失損壊、A地下ケーブルや管路、マンホールの断裂・損壊…」 東日本大震災の際に衛星通信の果たした役割をシリーズで掲載してきました。今号では、NTTグループにおける災害対策衛星通信システムの活躍を報告していただきました。


> Space Japan Opinion
研究開発方法論 衛星通信の研究から研究一般へ
A研究マネージメント
飯田尚志,JFSC 特別顧問,AIAA フェロー
(PDFサイズ:1.1MB)

本オピニオンでは,衛星通信,特に安全保障としての衛星通信の研究開発の進め方について議論したい。その理由は,この渾沌の21 世紀に対処するべく,安全保障関連の研究開発の必要性,特に,衛星通信の研究開発が益々重要になってきているからである。その際,衛星通信の研究開発だけでなく一般の研究開発においても通ずる研究開発方法について,著者の元職の通信総合研究所のマネージメントの経験を踏まえて議論する。従って,内容は著者の独断と偏 見に基づくものであるが,オピニオンということでご容赦願いたい。
本シリーズの第1回では,競争優位と研究者の心構えと題して,競争優位とイノベーション,研究者の心構え,何を研究するのか,のトピックについて述べた。そこで,本シリーズ第2回として,前回に引き続き一般の研究を対象として,研究マネージメントはどう考えるべきかを考えることとし,関連事項として,研究者をどう確保するか,研究評価とは,共同研究の進め方,世界情勢,特にイノベーションの減退という現象の折り込みをどうするか,などのトピックを考えたい。


> Capital Products & Review
スカパーJSAT 3D放送への技術的な取り組み
スカパーJSAT株式会社 放送技術部
(PDFサイズ:826kB)

スカパーJSATは、2010年6月19日(土)より3D専門チャンネル「169ch」を開局しております。開局記念番組として 「2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ 3D 日本×オランダ 生中継」を皮切りに、サッカー中継だけではなく、コンサート、舞台、プロ野球など開局から1年4ヶ月の間、様々な3Dコンテンツ制作に取り組みました。その中でも制作技術に関連することについて今回ご報告させて頂きます。


> Space Japan Milestone
BSAT-3c/JCSAT-110Rの打ち上げ成功
(PDFサイズ:186kB)

BSAT-3c/JCSAT-110Rが、平成23年8月7日午前7時52分(現地時間6日午後7時52分に、南米仏領ギアナ・クールーの射場からアリアン・スペース社のアリアン5型ロケットにより打ち上げられました。


> 学会だより
Ka and Broadband Communications Conference and BroadSky Workshop 参加報告
情報通信研究機構 高山佳久
首都大学東京 福地 一
(PDFサイズ:286kB)

「17th Ka and Broadband Communications, Navigation and Earth Observation Conference が2011 年10 月3 日から5 日にイタリア・パレルモで開催された。また、本会議と同時にNICTが主催する 9th BroadSky Workshopが"Large Platform Technologies for Upcoming Applications and Services"のタイトルと共に大型衛星を話題とした講演が行われた。」表記国際会議の参加報告です。


> Topics from Within
AIAA JFSC 2011年度 年次総会
AIAA JFSC事務局長
若菜 弘充
(PDFサイズ:373kB)

平成23年(2011年)10月13日首都大学東京秋葉原サテライトキャンパスにて、第13回AIAA JFSC(衛星通信フォーラム)年次総会を開催した。総会に先立ち、特別招待講演として畚野信義氏 (現在、奈良先端科学技術大学院大学理事)により「宇宙開発とともに」と題してご講演をいただいた。本記事では年次総会における審議内容を報告する。


> 技術解説
ガウス分布について
情報通信研究機構
ワイヤレスネットワーク研究所
主任研究員
有本 好徳
(PDFサイズ:166kB)

通信理論やレーザ光学系の設計・評価において広く使用されているガウス分布、その定義式や近似式についてNICT有本好徳主任研究員に解説いただきました。


> Space Japan Interview
昭和の宇宙に咲くCS「さくら」の開発から学んだこと
過疎地域における医療サービス拡充補完・補強の役割が期待される衛星通信 その2
アイソ・スペースネット・リサーチ代表取締役
磯 彰夫
(PDFサイズ:561kB)

「SJRインタビュー:2月3月号において、過疎地域は、安全・安心な水や農林水産物等の食料、水力発電などの再生可能エネルギーの供給等、国民全体の安全・安心な生活を支える重要な公益的機能を有していることを説明いただきました。現行過疎法において,過疎対策の目標として「医療の確保」を掲げています。また、8月9月号において、健康増進と病気予防保健活動や医療拡充を支える、スーパーブロードバンド短距離無線国際標準技術規格(信号を伝送する,衛星通信ユーセッジモデル開発検討のため、 」 前号に引き続き過疎地域における医療サービス分野で期待される衛星通信について、磯彰夫さんにお話を伺いました。


> 世界のニュース
通信衛星やロケット打上げに関する世界の最新ニュースをお届けします。

編集後記
From Editor

東日本大震災から早くも8か月経とうとしています。漸く復興のための大型3次補正予算の成立が見えてきたようで、早期の予算執行が待たれます。11月末にはJFSCの手がけるアジアで4回目の「国際衛星通信システム会議」(ICSSC:International Communications Satellite Systems Conference)が奈良で開催されます。災害時の衛星通信利用についても活発な議論が行われ,今後の改善や、より本格的な利用に資するものと期待されます。(TU)


衛星通信フォーラム(JFSC)委員会構成(2011年10月13日版)  (PDFサイズ:108kB)


編集:AIAA衛星通信フォーラム編集委員会
〒184-8795 東京都小金井市貫井北町4-2-1
情報通信研究機構 ワイヤレスネットワーク研究所内

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