AIAA 衛星通信フォーラム

Space Japan Review 4-5
No.55 April / May 2008


日本語版 SJR 4月/5月号 (No.55)(PDFファイル)

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表紙

JSAT YSCC横浜管制センタ

Contents

表紙  (PDFサイズ:282kB)
JSAT YSCC横浜管制センタ


Executive Comment

「Orbital Sciences社の成長と小型静止軌道衛星市場」
   Christopher W. Richmond
   Senior Vice President
   Orbital Sciences Global Communications
     (PDFサイズ:204kB)

「Orbital Sciences Corporationは25年前に次のような目標を持って設立されました。その目標とは「宇宙技術を何千何百万人もの多くの人々が手頃で、アクセスし易く役立つようにする事」です。会社の設立当時の航空宇宙産業界は巨大な規模で官僚的且つ高価な防衛産業向コングロマリットが主流でした。Orbital Science Corporationの創設者であり現在のCEOであるMr. David. W. Thompsonはひたむきで経験豊富な技術者のコアーチームと共に高信頼性を有した簡単なシステムでこの目的が達成できると信じて活動を始めました、この単純なアイデアから世界最初の衛星が実現したのです。」副社長のクリストファー・リッチモンド氏に同社の成長と今後の衛星市場に関してご意見をいただきました。



世界のCEOに聞く

スカパーJSAT(株) 秋山 政徳 代表取締役会長
     (PDFサイズ:218kB)

日本で最初に衛星通信事業を起こし、国際衛星通信事業者Intelsatとの国際協調を成功させ、アジア最大の衛星通信事業者に発展させた。宇宙通信鰍買収し、衛星通信事業の更なる発展のためにグローバル展開を推進する。国際衛星通信事業戦略を熱心に語るスカパーJSAT株式会社 代表取締役会長 秋山 政徳氏とのインタビューに成功したのでその内容を紹介いたします。


Topics From Within

「2008年度衛星通信フォーラム年次総会報告」
   鈴木良昭(編集特別顧問)
     (PDFサイズ:44kB)

2008年度 AIAA 衛星通信フォーラム(JFSC)の総会が5月8日にNICT麹町会議室にて開催された。
役員を中心に20名の参加を得、JFSCの活動方針と新体制を決定した。


Capital Products & Review

「宇宙通信の提供するVSATサービスのご紹介」
   宇宙通信株式会社
     (PDFサイズ:80kB)

「比較的小口径なアンテナで、双方向の衛星通信サービスを提供するVSATサービスは、可搬性/回線構築の容易性から、非常災害時の通信回線確保や地上回線のバックアップのみならず、地上網の行き届いていない過疎地域や海上へのサービス展開が期待できます。」宇宙通信株式会社が行っているVSATサービスについて執筆いただきました。


世界のニュース

「ロケット関連ニュース、衛星関連ニュース」
     (PDFサイズ:73kB)

アリアンスペースによるStar One C2衛星とVINASAT-1 衛星を打ち上げ、Starsemによるヨーロッパ測位衛星の打ち上げ、シーローンチによるGalaxy18の軌道投入成功など通信衛星に関する世界の最新ニュースをご紹介します。




編集後記
     (PDFサイズ:114kB)

編集後記 宇宙基本法が5月21日午前の参議院本会議で自民、公明、民主などの賛成多数で参議院を通過した、これを受け内閣に「宇宙開発戦略本部」を新設し安全保障や宇宙産業振興の宇宙開発戦略を検討することになろう。1969年に宇宙開発は平和利用に限ることを国会決議したことと、その後の日米貿易摩擦により米国のスーパー301条発動によって日本の宇宙開発は開発と実用商業化の間に死の谷が存在し続け、日本の上空に位置する十数機の実用通信・放送衛星は全て外国製であることに見られるように、商業化が世界の趨勢に比較し著しい遅れをとる事となった。宇宙基本法の成立により防衛目的の宇宙利用も非軍事より非侵略に舵が切られることが期待されこの分野での宇宙開発も進むことが期待される。本号では世界の"CEOに聞くSkyPerfect JSAT(株)会長"の世界戦略や"米国衛星通信事情""WINDS実験の様子"など宇宙情報通信の実用化に関連した記事が掲載されています、是非ご一読頂き感想をお寄せ頂ければ幸甚です。(編集責任者S.K.)




JFSC委員会構成  (PDFサイズ:73kB)


編集:AIAA衛星通信フォーラム編集委員会
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情報通信研究機構 新世代ワイヤレス研究センター内


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