AIAA 衛星通信フォーラム

Space Japan Review 12-1
No.53 December 2007 / January 2008


日本語版 SJR 12月/1月号 (No.53)(PDFファイル)

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表紙

Horizons-2衛星搭載、Ariane 5ロケット打ち上げ
C: Arianespace

Contents

表紙  (PDFサイズ:282kB)
2007年12月21日Horizons-2衛星がAriane 5ロケットにて打ち上げられました。


JFSC 初代会長 関本忠弘氏を偲んで
     (PDFサイズ:163kB)

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


スペースジャパンレビュー編集委員巻頭言
     (PDFサイズ:183kB)

あけましておめでとうございます。
本AIAA-JFSC が発足して以来今年は9年目を迎えようとしております。お陰様で、昨年初めには第50号記念のSpace Japan Reviewを発行することができました。これも皆様のご協力の賜物と感謝致しております。本年もよろしくお願いします。



Executive Comments

「正念場を迎えた日本の宇宙開発・利用」
   慶応義塾大学教授 青木節子
     (PDFサイズ:44kB)

「宇宙探査、開発、利用を通じて、アジア唯一のポストモダン国家として、言葉の真 の意味でJapan as No.1となることができるか否か、日本は今、正念場を迎えている ように思われる。」 「日本の宇宙開発」等の著書で有名な慶応義塾大学総合政策部の青木節子教授に日本 の宇宙開発に関して執筆いただきました。宇宙開発・利用に関して日本のとるべき道 として、宇宙科学基礎研究の強化、宇宙産業の振興、地域の安全保障のための宇宙の 有効活用をあげています。


Report

「BS放送の動向について」
   (株)放送衛星システム 企画部 服部 嘉人
     (PDFサイズ:909kB)

BSAT-3aを2007年8月15日午前8時44分(現地時間14日午後8時44分)にアリアン5型ロケットにより、南米仏領ギアナ・クールーにある射場から打ち上げた。」2007年の出来事を中心に最近のBS放送の動向について、受託放送事業者の立場から報告していただきました。衛星ごとのチャネル割り当て、BSAT-3aから3b, 3cの衛星の特徴と計画についてまとめていただきました。


学会だより

(1)「実用近い宇宙光通信をテーマにして− Broadsky Workshop2007(Torino)報告 −」
   首都大学東京 福地 一、 情報通信研究機構 高山佳久
     (PDFサイズ:596kB)

2007年9月24日から26日までの3日間、イタリアトリノで開催された第5 回 BroadskyWorkshopについて報告いたします。この会議はKa and Broadband Communications Conferenceと併催されたこともあり、約150人の参加があった。テーマは"The Potential of Lasers for Wideband Communications in Space"すなわち光宇宙通信である。


(2)「MILCOM2007参加報告」
   情報通信研究機構 蓑輪正
     (PDFサイズ:1215kB)

「相互運用による予算の有効利用や企業間での組織の壁を越えた技術交換については、日本でも米国に倣った取り組みが必要であると感じた。それには企業間の利害関係を調整できる機関が不可欠であり、当機構等の独立機関の果たすべき役割は大きいと感じた。」
2007年10月29日から31日までの3日間、米国フロリダ州オーランドGaylord Palms Resort Convention Centerで開催されたMILCOM2007 (Military Communications Conference 2007)を独立行政法人情報通信研究機構の蓑輪正氏に報告いただきました。


(3)「PTC 2008 に参加して」
   北爪進     (PDFサイズ:596kB)

PTC(Pacific Telecommunications Counsel)は毎年1月Hawaii Oahu島のHilton Hawaiian Villageで開催されており、今年は30周年の年にあたり30th Anniversary Conferenceと位置けられ1月13日より16日開催された。今年のテーマは“Telecom with Vision”と名づけられ「dramatic impact of interactive video and user-created content on telecommunications networks, markets and regulatory policy throughout the Asia-Pacific regions and around the world」にフォーカスを置くと宣言されていました。


Topics from Within

「マイクロウェーブ展(MWE)2007 におけるAIAA-JFSC展示について」
   展示委員会 副委員長 壱岐 安政     (PDFサイズ:1203kB)

2007年11月28日から30日までの3日間、パシフィコ横浜(展示ホールD)で開催されたMWE2007においてAIAA-JFSCシステム展示を実施しました。今年は、三日間で総勢約6200人(主催者側発表)が参加されたとのことで、AIAA-JFSC展示コーナーにも大勢の方々にお立ち$B4s$j$$$?$@$-$^$7$?!#$3$NE8<($NLOMM$r$4Js9p$$$?$7$^$9!#


世界のニュース

「ロケット関連ニュース、衛星関連ニュース」
     (PDFサイズ:114kB)

“Starsem、レーダサット−2衛星の打ち上げに成功”“シーロンチ、スラヤ−3衛星の軌道投入に成功”など、世界の最新ニュースをご紹介します。




編集後記
     (PDFサイズ:114kB)

今号の"Executive Comments"には慶応大学の青木先生より、世界の宇宙開発・利用主要国の、国際レベルでの戦略的な宇宙政策の展開状況と、このような状況下で我が国の目指すべき方向について、実に貴重なコメントを頂くことができた。新聞等で、日本の世界経済の中での地盤沈下と国の無策がかまびすしく嘆かれている中で、宇宙の現状についても危機感を覚えさせられるが、まさに「正念場」として今後の方向を切り開いて行くべく、本誌もささやかながらお役に立てればと念じている。(T.U.)




JFSC委員会構成  (PDFサイズ:73kB)


編集:AIAA衛星通信フォーラム編集委員会
〒184-8795 東京都小金井市貫井北町4-2-1
情報通信研究機構 新世代ワイヤレス研究センター内


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