AIAA 衛星通信フォーラム

Space Japan Review 6 - 7
No.35 June 2004 / July 2004


日本語版 SJR 6月/7月号 (No.35)(PDFファイル)

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表紙

「AIAA Aerospace Communications Awardを受賞」

「平田 康夫氏(KDDI研究所) アメリカ モントレーにて AIAA Aerospace Communications Awardを受賞」

Contents

表紙  (PDFサイズ:210kB)


世界のCEOに聞く
オービタル・コミュニケーションズ・インターナショナル社 アリ・アティア社長   (PDFサイズ:36kB)


Executive Comment
元JFSC会長の関本忠弘氏   (PDFサイズ:135kB)

元JFSC会長の関本忠弘(元NEC会長で現国際社会経済研究所理事長)が、情報通信分野のノーベル賞IEEE Metal of Honorを受賞されました。受賞はThe "pioneering contributions to digital satellite communications, promotion of information technology R&D, and corporate leadership in computers and communications."が認められたもので、6月19日米国カンサス・シテイにて受賞式が行われました。同氏にコメントを寄稿をいただきました。


Space Japan Opinion
「風を読めるか」
AIAA-JFSC会長 飯田尚志  (PDFサイズ:36kB)

21世紀になっての世界情勢の変化とは。公的研究機関の役割の変化を認識すべきではないか。有人宇宙開発が我が国の最適な選択ではないか。有人宇宙開発への躊躇はまだあるのか。有人宇宙開発は衛星通信のR&Dを阻害しない。     (04.9.9更新)


スペースジャパンクラブ
世界の通信衛星市場を追いかけて (第一回)
オービタル・サイエンシズ社 副社長 加藤 英毅  (PDFサイズ:36kB)

「日本で11年、そのあとアメリカに来て14年、人工衛星のマーケティングの仕事だけをやってきた。 もういまさらほかの仕事はできないだろうと思うし、この仕事がエキサイティングで好きだからやっている。 振り返ってみると、自分で言うのもおかしいが「リスクを取り続ける仕事人生」を送ってきたわりにはそれなりの結果を出してこられたなあ、と思う。 ただ、これからまだ15年くらいは現役でやれるとしても、集大成の時期に入ってきたことも事実。 そんなことを考えていたときに、この記事を書く依頼を頂いた。 良い機会だと思い、感謝してお受けした。」


衛星通信と私
NEC東芝スペースシステム株式会社 都丸 寛子さん   (PDFサイズ:36kB)


Selected Paper
AIAA-ICSSC2004から「準天頂衛星を利用した新ビジネスの創出」  
風神裕、 鳥山潔(新衛星ビジネス株式会社)   (PDFサイズ:82kB)

準天頂衛星システムは、3つの楕円軌道に各1基、合計3基の衛星を配備する。 軌道パラメーターは日本上空にて地球局が常に高仰角を得られるよう設定されている。3つの軌道面は120度離れて交差しているが、8の字を描く軌跡は同一である。8時間掛けて準天頂衛星の1基が日本の上空をゆっくりと通過し、次の衛星に交替される。ハンドオーバー点と呼ばれる場所にて衛星が切替り、3期の衛星が3交替にて24時間通信可能となる。この軌道と衛星位置により、日本国内はどこでも、地球局は常に仰角70度以上となる。(東京では80度以上となる)この結果、静止衛星と異なり、山や高いビルに邪魔されること無く、安定な通信サービスを移動体に提供することができる。


Topics From Within
(1)「平田 康夫氏(KDDI研究所) アメリカ モントレーにて AIAA Aerospace Communications Awardを受賞」
風神裕   (PDFサイズ:49kB)

22nd AIAA ICSSCが5月9日〜12日アメリカ カリフォルニア州のモントレーにて開催され、その会場にて日本の平田康夫氏(KDDI研究所 代表取締役会長)が栄誉ある"Aerospace Communications Award"を受賞されました。心より御祝い申し上げます。


(2)AIAA ICSSC-2004 Colloquium
"New Space Applications for a Satellite Industry in Transition"

本誌編集委員 風神 裕  (PDFサイズ:49kB)

AIAA ICSSCの恒例行事。本年度は、2004年5月9日カリフォルニア州モントレー市Hyatt Montereyにて開催。ジョージワシントン大学Niel Helm教授とJoseph Pelton教授による共同企画で、専門家8人によるプレゼンテーションがあった。聴講者約80名。朝8時30分から午後5時まで、全員殆ど退席せず聴講。


Selected Paper
世界のニュース   (PDFサイズ:78kB)

Anik F2衛星(カナダ)の打ち上げ成功、Telstar 18衛星の低い軌道投入原因の調査、タイの光学地球観測衛星システムの契約など衛星に関する最新のニュースを提供。



Education Corner
スペーステック宇宙システム工学に関するより高度な教育を狙うユニークなアプローチ
Edward Ashford, Technical University of Delft  (PDFサイズ:394kB)

今日宇宙分野で働いているほとんどのエンジニアやサイエンティストは、工学、科学、数$B3X$J$I$N$^$C$?$/0[$J$kJ,Ln$G650i$r$($k$+$b$7$l$J$$!#


JFSC委員会構成  (PDFサイズ:8kB)

6/7月号編集後記

 AIAA ICSSC 2004年MontereyにてCommunications Awardを受賞されたKDDI平田会長、6月19日米国カンサスシテイにてIEEEの栄誉賞Metal of Honorを受賞された初代AIAA Japan Forum会長で現在IISE理事長である関本忠弘氏のExecutive Commentsなど、お目出度い内容に彩られた号となった。

本号より新企画"Space Japan Opinion"が登場し、第1回として飯田会長の"風をよめるか"が掲載された、これは宇宙開発に関するGround Policyなど宇宙開発政策への意見提示などを掲載し読者からのご意見を頂き、今後の我が国宇宙開発がより良い方向へ向う一助ともなれば編集委員一同この上ない喜びであると思う。

(本号編集責任者 S.K.)


編集:AIAA衛星通信フォーラム編集委員会
〒184-8795 東京都小金井市貫井北町4-2-1
情報通信研究機構 無線通信部門内
FAX:042-327-6698


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