AIAA 衛星通信フォーラム

Space Japan Review 8-9
No.30 Aug. 2003 / Sept. 2003


日本語版 SJR 8月/9月号 (No.30)(PDFファイル)

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表紙

豪州FedSat衛星
2002年12月14日種子島宇宙センターからH-IIA4号機により打ち上げられた。
ADEOS-IIのピギーバックペイロードとしてWEOS、 μ-LabSatとともに打ち上げられた。

(Picture provided by the Cooperative Research Centre for Satellite Systems, Australia)

Contents

表紙  (PDFサイズ:224kB)


世界のCEOに聞く   (PDFサイズ:1113kB)
ボーイング・サテライト・システムズ・インターナショナル社デビッド・ライアン社長

「衛星ブロードバンドは来つつあります。私がこう言えるのは、複数の顧客が衛星ブロードバンドのビジネスモデルを追及しており、BSSがこれらの顧客のために現にKaバンドのペイロードや衛星を作りつつあるからです。衛星製造者として、技術の提供者として、これらの顧客をサポートして先進的な宇宙インフラを提供することはBSSの双肩にかかっています。」ボーイング・サテライト・システムズ・インターナショナル(BSS)社のデビッド・ライアン社長へのインタビューを掲載いたしました。
(インタビュー担当:本誌 植田剛夫)


衛星通信と私   (PDFサイズ:686kB)
JSAT株式会社営業本部企画・開発部 茂成奈央

「では、生物学科出身の私がなぜJSATを選んだのか?この質問は、今まで実に沢山の方々から数多く頂戴してきた。現代の就職活動というのは、時に本人の予期せぬ素晴らしい出会いを与えてくれるものだと思う。インターネットの膨大な情報の中から、当社の「宇宙」という文字を見つけたとき、迷わず応募を決意したのだ。」 JSAT株式会社で衛星ビジネスの新規事業開発のお仕事をされている茂成奈央さんにお話を伺いました。

連載特集 衛星余話(4) (PDFサイズ:17kB)
水野秀樹氏(東海大学教授)

水野氏の身近で起きた衛星通信開発の「余話」。最終回は、公衆電話を収容する衛星システムの更改のため、平成5年(1993年)1月に硫黄島に行った時のお話と、南米仏領ギアナでのアリアンロケット打ち上げのお話です。

AIAA-ICSSC-21基調講演 (PDFサイズ:1390kB)
The Future of Communications and Satellite Systems by JOSEPH N. PELTON, Ph.D.

「衛星や無線通信の将来はアプリケーションによって規定されるのであって、技術によってではありません。デジタルサービスとシステムの統合によって起こるのです。いわゆる5C といわれるものです。コミュニケーション、コンピューター、コンシューマー・エレクトロニクス、そしてコンテンツ、ケーブルTV です。これらのデジタルサービスが、デジタル技術によって結びつけられ融合した姿を今日我々は見ているのです。」 21st AIAA ICSSCにおけるジョージワシントン大学・ペルトン教授の基調講演(平成15年4月16日)を掲載いたしました。

Capital Product & Review
インマルサットM4 サービス(PDFサイズ:422kB)
KDDI エムサット

インフラ設備のない地域や海上の船舶、航空機を対象として移動衛星業務を行うインマルサットが64 kbit/sのデータ伝送能力を持つM4サービスの提供を開始しています。イラク戦争の現地生中継で話題となったインマルサットM4について、KDDIエムサットから紹介記事をいただきました。

Space Japan Milestones
「独立行政法人宇宙航空研究開発機構の発足間近か」   (PDFサイズ:113kB)

我が国の宇宙開発3機関である宇宙開発事業団、航空宇宙技術研究所、宇宙科学研究所が2003年10月1日に独立行政法人 宇宙航空研究開発機構として統合されます。ここでは、新機関の概要をご紹介いたします。

Topics from Within
「マイクロ波展におけるAIAAのシステム展示」 (PDFサイズ:42kB)

平成15年11月26〜28日の3日間にわたってパシフィコ横浜で開催されるNWE2003において、AIAAからシステム展示がなされます。ここでは、その概要をご紹介いたします。

学会だより
通信総合研究所 大堂雅之(PDFサイズ:1073kB)

6月9日から4週間に渡り、ジュネーブ(スイス)で2003年世界無線通信会議 (World Radiocommunication Conference 2003: WRC-03)が開催されました。
成層圏無線プラットフォーム(High Altitude Platform Station: HAPS)関連議題に対応するため、日本代表団員の一人として本会議に参加した通信総合研究所大堂雅之氏から、HAPSに関する内容を中心にWRC-03の概要の報告です。

世界のニュース(PDFサイズ:244kB)

アリアンスペース、ボーイング打ち上げサービス、三菱重工の提携、衛星打ち上げのためロングビーチの母港を離れ打ち上げ地点へ向かったSea Launch、ロラールの衛星売却、ロッキードバーチンのレンボー1衛星の打ち上げと衛星に関する世界の最新ニュースを掲載します。

JFSC委員会構成  (PDFサイズ:8kB)

8/9月号編集後記 (PDF 14KB)

2003年8/9月号編集後記
Space Japan Reviewも1999年2月の創刊号から4年半、今号でNo. 30となりました。2000年2、3月号では1st Anniversaryを特集いたしました。総力特集にはAIAA衛星通信フォーラムの関本初代会長が、同じ号の世界のCEO記事は偶然(?)にも現在の谷口2代会長が登場しており、本年4月の横浜でのAIAA衛星通信会議、展示会の成功を予期させるものでした。

10月からAIAA衛星通信フォーラムも3代会長の元、新たな体制で新しい会期に入ります。日本経済、衛星通信業界は依然、厳しい状況下にありますが、Space Japan Reviewの発行を初め、可能な限りの活動を模索します。皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。

(本号編集責任者 H.S.)


編集:AIAA衛星通信フォーラム編集委員会
〒184-8795 東京都小金井市貫井北町4-2-1
通信総合研究所 無線通信部門内
FAX:042-327-6698
E-mail:wakana@crl.go.jp


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