AIAA 衛星通信フォーラムSpace Japan Review 10, 11, 12, 01 2015/2016No.90 October/November/December/January 2015/2016 日本語版 SJR 2015/2016年10, 11, 12, 01月号(No.90) (PDFファイル) 最新の記事は念のためリロード(更新)して、ご覧ください。 |
写真:オーストラリア・ゴールドコースト AIAA ICSSC-2015開催地 詳しくは本号「学会だより」をご覧ください。 |
CONTENTS |
表紙 オーストラリア・ゴールドコースト AIAA ICSSC-2015開催地 (JPEGサイズ:4,605kB) |
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衛星余話 中曽根補正/鹿島50周年/平磯100周年/SIR-B 元通信総合研究所長 畚野信義 (PDFサイズ:1,368kB)2015/12/21改訂1版 畚野信義氏は電波研究所において宇宙科学や衛星開発で活躍されました。この連載は、JFSCが畚野氏へインタビューしたことをきっかけに実現しました。今回は第4回になります。 |
特別記事(Special Report) CCSDS における光通信技術の標準化活動について(その2) 独立行政法人宇宙航空研究開発機構 荒木 智宏、稲川 慎一 (PDFサイズ:342kB) 宇宙データシステムの国際規格を検討/推奨する委員会として1982 年に各国の宇宙機関により設立された宇宙データシステム諮問委員会(CCSDS : Consultative Committee for Space Data System)がある。CCSDS の活動は、ISO の一部を成しており、CCSDS で制定された技術勧告(Blue Book, BB)は、その後ISO 化される。本稿では、CCSDS に2014 年1 月に設置されたOptical Communication (SLS-OPT) Working Group での進捗について、2014 年の報告に続き、2015 年11 月9 日〜12 日のWG 会合を踏まえ、報告するものである。 |
Space Japan Milestone SOTAを用いた超小型衛星−地上間光通信実験 国立研究開発法人 情報通信研究機構 ワイヤレスネットワーク研究所 竹中 秀樹 (PDFサイズ:344kB) 情報通信研究機構(NICT)では、世界に先駆けて低軌道衛星と地上間の光通信技術を用いた、宇宙環境での実証実験の実施を目指して、小型光トランスポンダ(Small Optical TrAnsponder: SOTA)を開発し、2014年5月に超小型衛星に搭載して打ち上げました。伝送実験の概要を報告いたします。 |
Space Japan Book Review #1 衛星通信研究者が見た ロバート・スコーブル,シェル・イスラエル,滑川海彦,高橋信夫訳:"コンテキストの時代 ウェアラブルがもたらす次の10 年", 日経BP社, 2014. Robert Scoble and Shel Israel: “Age of Context”, Createspace, 2013. Reviewer: 編集顧問 飯田尚志 (PDFサイズ:468kB) 本書はインターネット関連ソフトウェアの話であるので衛星通信と直接には関係ないが,本誌ではWeb2.0 などインターネットの将来の話題もかねて視野に入れているため,本欄に取り上げるのは適切であると思われた。更に,後述するが,本書には本誌の関心により近づく記述もある。以下に若干の私見も含めて本書を紹介する。 |
Space Japan Book Review #2 衛星通信関係者が見た ジョージ・フリードマン著、夏目大訳:“新・100年予測・ヨーロッパ炎上”、早川書房、2015 George Friedman: “FLASHPOINTS ・ The Emerging Crisis in Europe”, Doubleday, 2015 Reviewer: 編集特別顧問 植田剛夫 (PDFサイズ:280kB) 本書は、本誌のこの欄で過去2回にわたって紹介されたフリードマン著「100年予測」シリーズの第3作である。フリードマンは米国で「影のCIA」とまで呼ばれるインテリジェンス企業のCEOで、前2作ではユニークかつ大胆な予測が注目された。 |
Space Japan Book Review #3 衛星通信研究者が見た ルイス・ダートネル,東郷えりか訳: "この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた", 河出書房新社, 2015. Lewis Dartnell: “The Knowledge: How to Rebuild Our World From Scratch”, Janklow & Nesbit (UK), Ltd., 2014. Reviewer: 編集顧問 飯田尚志 (PDFサイズ:711kB) 本書はいささか刺激的な題名の本であるが,次の2つの理由から興味が持たれた。第1 は,世界が消えたとき何人が生き残れば文明が再生できるかについて,1万人としていることである。実は私は火星に1万人規模の植民地ができたときに地球のインターネット網との通信が必要であると考え,火星・地球間高速通信システムを考えたが,本書は1万人という数字に根拠を与えると思ったことである。第2は本書の著者が宇宙関係の研究をしており,後述するが,宇宙に関する記述がいくつかあることである。以下に若干の私見も交えて本書を紹介する。 |
学会だより AIAA ICSSC 2015 Conference at Gold Coastの計画と実行に参加して JFSC会員/編集特別顧問 北爪 進 (PDFサイズ:995kB) September 7 to 10 2015, QT Gold Coast Hotel at Gold Coast, Australia にて開催されたAIAA ICSSC 2015 Colloquium & Conference 及び前日のSeptember 6, 18 時より開催されたAIAA ICSSC CMSTCにJFSC福地会長と共に参加した。またAward Dinner のSponsor としてJepicoを代表してSponsors Announcement を行うとともに、Conference Session Chair としてTwo Sessionの運営を実施したので、その概要を報告します。 |
Flash Report AIAA ICSSC2015 Best Paper Awardを受賞して 日本大学生産工学部 電気電子工学科 教授 田中 將義 (PDFサイズ:231kB) 本号の「学会だより」にもありますように、米国航空宇宙学会(AIAA)の第33回国際衛星通信システム会議がオーストラリアのゴールドコースで2015年9月7日から9月10日まで開催され、日本大学田中將義教授らの論文が最優秀論文賞に選定されました。概要をここにご報告していただきました。(本誌編集委員会) |
編集後記 |
From Editor 本誌は衛星通信に視点を置きながら,過去のこと,現在のこと,将来のこと,さらに我が国ばかりでなく,世界の動静について論じる記事を掲載している。21世紀は前世紀とはかなり異なった世界になってきており,そんなとき,本誌の記事が何らかの見据える視点を読者に提供できればと思います。(TI) |
編集:AIAA衛星通信フォーラム編集委員会 |
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