AIAA 衛星通信フォーラムSpace Japan Review 2, 3, 4, 5/2015No.88, February, March, April, May 2015 日本語版 SJR 2015年2, 3, 4, 5月号(No.88) (PDFファイル) 最新の記事は念のためリロード(更新)して、ご覧ください。 |
超大型望遠鏡TMT(Thirty Meter Telescope) 国立天文台提供 |
CONTENTS |
表紙 超大型望遠鏡TMT(Thirty Meter Telescope) 国立天文台提供 (PDFサイズ:3.6MB) |
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特別記事く 次世代超大型望遠鏡TMT 国立天文台TMT 推進室 臼田知史 (室長) 石井未来(広報担当) (PDFサイズ:1.2MB) 超大型望遠鏡TMT(Thirty Meter Telescope)は、口径30m の光学赤外線望遠鏡で、2022 年の完成を目指し、2014 年秋に米国ハワイ島マウナケア山で建設が始まりました。現在、世界最先端の天文学研究に用いられ活躍している口径8.2m のすばる望遠鏡に比べると、TMT の集光力は13 倍、解像度は3.6 倍になります。その結果得られる圧倒的な感度によって、太陽系外惑星に生命の兆候を探ること、宇宙初期の天体の成り立ちを解明することなどが、TMT の大きな目標です。 |
Space Japan Book Review 衛星通信研究者が見た "シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」" ネイト・シルバー,西内啓,川添節子訳、日経BP 社, 2013. Nate Silver: “The Signal and The Noise ?Why So Many Predictions Fail-but Some Don’t”, Penguin Press, 2012. Reviewer: 編集顧問 飯田尚志 (PDFサイズ:674kB) 本書の題名である「シグナル」は真実を意味し,「ノイズ」は真実から目を反らせるものを意味する。本書に述べてあるとおり「シグナル」と「ノイズ」はもともと電気工学の用語である。我々の扱う電気通信,特にレーダの信号処理ではシグナル(信号)とノイズ(雑音)の闘いであり,受信信号が有意な反射信号なのか,雑音なのかを判断するため,本書でも記述されているベイズ定理が適用される。衛星通信においても信号に対するこのような扱いは馴染みのあるものであるので,本欄に本書を取り上げるのが適当と考えた。 |
連載特集 衛星余話 さきがけ/すいせいのアンテナ裏話 Space Japan Review 編集委員 小渕 知己 (PDFサイズ:209kB) 久しぶりに衛星余話をお伝えします。今回はハレー彗星探査機の搭載アンテナの開発に係りましたので、その裏話を中心にお話を進めていきます。ハレー彗星探査機は2機構成で、1985 年1 月8 日に「さきがけ、打上げ前コードネーム"MST2")が打上げられ、同年8 月19 日に「すいせい、打上げ前コードネーム"PLANET-A")が打上げられました。 |
学会だより Satellite 2015& SSPIに参加して JFSC特別顧問 北爪 進 (PDFサイズ:883kB) 桜の季節に毎年米国Washington D.C.にて開催される衛星通信に関するConference であるSatellite 2015 at Washington D.C. が今年は2015年3月16〜19日 Walter E. Washington Convention Center にて開催されました。他プロジェクトの要件があった為都合により17,18日の2日間他の打合せの合間にConferenceとExhibitionに参加したのでその概要を報告します。また、Conference期間中の3月18日18時30分より例年通りSSPI & Galaも開催された。 |
Capital Products 「全世界デジタル3D地図提供サービス」に 2m解像度高精細版と3Dプリンター用データ提供サービスを追加 〜併せて3D地図製品ブランド「AW3DTM」を立上げ。”さらに使える3D地図”へ〜 一般財団法人リモート・センシング技術センター (PDFサイズ:1263kB) 一般財団法人リモート・センシング技術センターと株式会社NTTデータが進める、衛星画像を活用した世界最高精度の「全世界デジタル3D地図提供サービス」に、2m解像度高精細版3D地図と3Dプリンターに利用可能な3D地図データ提供サービスを新たに追加したサービスをご紹介します。 |
編集後記 |
From Editor
本号では先ず特別記事として「次世代超大型望遠鏡TMT」について国立天文台よりお寄せ頂きSJRが得意とする光衛星通信との関連技術について示唆に富んだ情報を頂いており重要であると感じています。長期連載の“昭和に咲くCS「さくら」の開発から学んだこと“磯 彰夫氏の記事が本号ではおやすみとなったが次号には又継続されることを期待しています。Ka-band Broad Band事業が現在世界的視野で発展していることのさきがけになった貴重な技術であります。 |
編集:AIAA衛星通信フォーラム編集委員会 |
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