AIAA 衛星通信フォーラム

Space Japan Review 8-9
No.57 August / September 2008


日本語版 SJR 8月/9月号 (No.57)(PDFファイル)

最新の記事は念のためリロード(更新)して、ご覧ください。



表紙

スーパーバード7号機の打ち上げ
(写真提供:Arianespace)

Contents

表紙  (PDFサイズ:282kB)


Space Japan Milestone

「スーパーバード7号機の打ち上げ成功」
   宇宙通信株式会社 代表取締役社長 永井 裕氏
     (PDFサイズ:204kB)

「2008年8月15日午前5時44分(日本時間)、当社の新しい通信衛星スーパーバード7号機は、アリアンスペース社のアリアン5ロケットにより打ち上げられ無事成功いたしました。皆様のご支援に心から感謝を申し上げます。スーパーバード7号機は、現 在東経144度で運用中のスーパーバードC号機の後継衛星(C2号機)として、本年秋頃よりサービスを開始する予定です。」
宇宙通信株式会社の永井裕社長にスーパーバード7号機の打ち上げの様子に関して執筆いただきました。



衛星余話

「日本における衛星通信の黎明時代 ―今は昔、実験時代のエピソード―」
   横井寛
     (PDFサイズ:218kB)

1960年代から始った衛星通信の実験時代、わが国はその地球局アンテナとしてカセグレンアンテナを開発したが、実験開始後間もなくレードームの破損事故があり、また新方式のアンテナには大きな問題点があったが、その発見と改良に向けて、電波星を用いた利得測定を始め、さまざまな創意工夫で、アンテナの性能を世界一にまで高めていった研究者たちの格闘の軌跡、エピソードを執筆していただきました。



Space Japan Club

「新たな衛星通信とインターネットの開く社会の将来像」
   市吉 修 二十一世紀を楽しく生きよう会
     (PDFサイズ:44kB)

「衛星通信の広域性によって地理的な限界を打破するばかりでなく従来のマスメディアによる間接的な報道や情報交換に加えて一般人が直接全国的な放送や会議を行う事ができる新たなMass Im-mediaとも呼ぶべき情報通信網を実現できます。それによっ て今日我が国や世界が直面している多くの問題の解消に寄与する事ができると信じています。」
もと日本電気(NEC)で衛星通信技術の開発にたずさわってこられた市吉修さんに、 TDMA方式、移動体衛星通信技術等の開発の経緯をお話いただくとともに、新たな衛星通信の提案として完全直接衛星放送(Perfect DSB)、直接衛星LAN(DS-LAN)を、また現代の社会問題解決の手段としての衛星通信技術の応用に関して執筆いただきまし た。

学会だより

「WSANE2008開催の予定」
   SJR編集顧問、SANE研究会顧問 鈴木良昭
     (PDFサイズ:44kB)

電子情報通信学会宇宙・航行エレクトロニクス研究専門委員会(SANE)主催による国際ワークショップWSANE2008 (Workshop for Space, Aeronautical and Navigational Electronics) が2008年11月24日から26日までの3日間、中国の青島Ba-Da-Guan Hotel にて開催される。



世界のニュース

「ロケット関連ニュース、衛星関連ニュース」
     (PDFサイズ:73kB)

Superbird-7、AMC-21、Inmarsat-4 F3 、GeoEye-1衛星の打上げ成功等世界の最新の衛星関連のニュースをお知らせします。




編集後記
     (PDFサイズ:114kB)

SpaceX社のFalcon1ロケットの打ち上げが、ようやく4回目にして成功した。私企業開発によりロケットの打ち上げコストを1/10にするという野心的な計画である。低コストでの衛星打ち上げ手段の選択枝が増えれば打上コストが下がり、より低コストな衛星システムの実現が期待できそうである。サブプライムローンの破綻に起因する世界金融危機、米大統領戦、宇宙基本法制定に続く宇宙開発戦略本部の開催と宇宙開発に影響を及ぼす大きな話題が目白押しであるが、我々宇宙開発関係者にとって良い方向への変化があれば良いと思う。(編集責任者 Y.S.)



JFSC委員会構成  (PDFサイズ:73kB)





編集:AIAA衛星通信フォーラム編集委員会
〒184-8795 東京都小金井市貫井北町4-2-1
情報通信研究機構 新世代ワイヤレス研究センター内


ご意見、ご希望をお待ちしております。
編集委員会では、読者の皆様の声をお待ちしております。
記載記事へのご意見、ご感想、小誌に対してのご希望など
を、郵便かEメールにてお寄せください。宛先
は、左記編集委員会「読者の声」係りまで。


SJRのトップへ戻る

No.57のトップへ戻る