表紙 (PDFサイズ:464kB)
世界のCEOに聞く
アルカテル アレニア スペース社社長兼最高経営責任者
Mrs. Pascale Sourisse (PDFサイズ:151kB)
このインタビューでは情報通信研究機構(NICT, National Institute Communications Technology)、無線通信部門長鈴木良昭氏(元SJR編集委員長)が、Pascale Sourisse (アルカテルアレニアスペース社(Alcatel Alenia Space)社長兼最高経営責任者と世界の宇宙開発の現状と将来について対談した模様を報告します。又Pascale Sourisse, Alcatel Alenia Space社、社長 兼 最高経営責任者は将来の宇宙開発戦略に関する彼女の考え、ハイブリッド衛星ネットワークの必要性等を熱心に説明強調された。
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特集
「インマルサット第4世代衛星とインマルサットBGANサービス」
株式会社KDDIネットワーク&ソリューションズ
MSAT本部 MSAT技術部
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インターネットによるデータ通信需要の伸びは急激で陸上のデータ通信速度の高速化もADSL等の普及により急速に進んでいる。以前は移動衛星通信の分野では、144kbpsのデータ通信速度が最高となっていた。今後は、移動衛星通信の分野でもデータ通信速度のさらなる高速化が望まれることから、インマルサットでは、次世代衛星の打ち上げを行った。新規に打ち上げられた第4世代衛星と提供されるインマルサットBGANサービスの概要を述べる。
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スペースジャパンクラブ
「よりローカルに! よりグローバルに!」
NPO法人大学宇宙工学コンソーシアム
川島 レイ (PDFサイズ:124kB)
「世界のあちこちで、大学生たちが自分たちの手作り衛星からの声を聞いて、感激する姿を想像するのは、なんと楽しいことだろう。その瞬間に、「細胞のひとつひとつから涙が出る」ような強烈な喜びを感じるという体験を、多くの若い方々が持てるようにしていくことは、善き未来につながっていく細い道の一本につながっているのだと信じている。」
大学・高専学生による手作り衛星やロケット等の実践的な宇宙工学プロジェクトの支援、促進を目的として設立されたNPO法人大学宇宙工学コンソーシアムの川島レイさんに、国際宇宙大学から始まりカンサット、キューブサットへいたる、ご自身の衛星への関わりを書いていただきました。
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Space Japan Milestone
赤外線天文衛星「あかり」観測開始
宇宙航空研究開発機構(JAXA) 村上 浩 (PDFサイズ:1152kB)
「日本初の赤外線天文衛星「あかり」が本格的な観測を開始した。「あかり」は平成18 年2 月22 日午前6 時28 分(日本時間)、JAXA 内之浦宇宙空間観測所からM-V ロケット8 号機により打上げられた。「あかり」には、極低温に冷却された特殊な望遠鏡が搭載されており、地球大気による吸収や熱放射に邪魔されることなく全赤外線波長域で天体観測を行うことができる。ミッションの目的は、全天を観測して赤外線を放射する天体のデータベースを作り世界の研究者に公開することにある。」
赤外線天文衛星「あかり」の概要と観測の様子を報告していただきました。
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衛星余話
「放送衛星・余話」
株式会社放送衛星システム(B-SAT)アップリンクセンター 横山正基 (PDFサイズ:546kB)
「我国では実験用BSからBSAT-1まで10機のアナログ用放送衛星の打ち上げがあり、BSAT-2からデジタル放送となった。この間私は、NHKに勤務しながらアナログ用放送衛星10機の開発や調達すべてに、いろいろな立場で関わらせて頂いた。」
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Topics from Within
21GHz帯放送衛星によるスーパーハイビジョン放送の可能性を展示
〜平成18年度
NHK技研公開の展示から〜
NHK放送技術研究所 (PDFサイズ:546kB)
平成18年度のNHK技研公開が5月25日から28日まで開催されました。 60回目を迎える平成18年度の技研公開は、「確かな技術が、未来の放送を拓く」というテーマで、「究極の高臨場感システムの実現」、「高度コンテンツ制作・機動的報道システムの実現」、「ユビキタス・ユニバーサルサービスの実現」に向けた最新の研究成果やデジタル放送の展開、及び研究成果の社会への還元などについて30項目の展示が行われました。
[http://www.nhk.or.jp/strl/open2006/index.html参照]
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Capital Products & Review
Es-bird (エスバード)サービスの概要
宇宙通信株式会社 (PDFサイズ:546kB)
「ユーザ側の少ない負担で、衛星利用という大きなメリットのあるサービスの提供」を目的に、宇宙通信株式会社が2006年4月から開始したEs-birdサービスを紹介する。ユーザから見れば、可搬型、車載型等の多彩な地球局が無線従事者が常時いなくても利用でき、レンタル方式も可能なため初期設備投資も安価ですむ点はうれしい。地上ネットワークの補完、災害時の通信、デジタルデバイド解消用の回線として利用されるだろう。衛星通信の利用が盛んになり、ブロードバンドサービスがどこにいても、現在の地上系のサービスと同じような価格で利用する日が早くくることを期待したい。
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Letter from Washington D.C.