AIAA 衛星通信フォーラム

Space Japan Review 12 - 1
No.44 December 2005 / January 2006


日本語版 SJR 12月/1月号 (No.44)(PDFファイル)

最新の記事は念のためリロード(更新)して、ご覧ください。



表紙

陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)打ち上げ

JAXA提供

Contents

表紙  (PDFサイズ:197kB)
陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)打ち上げ
2006年1月24日午前10時33分陸域観測技術衛星「だいち」は種子島宇 宙センターからH-IIAロケット8号機により打ち上げられました


JFSC新会長就任挨拶:平田康夫(KDDI研究所)   (PDFサイズ:144kB)

昨年12月に開催されたJFSCの総会において会長を仰せつかりました平田です。 よろしくお願いいたします。 まずは自己紹介を兼ねて、私と衛星通信との関わりについて少し述べさせていただきます。


Executive Comment
宇宙利用における通信技術
宇宙航空研究開発機構理事長 立川敬二     (PDFサイズ:155kB)

「私はかねがね現行の衛星通信は民間に任せ、JAXAは一層高度な技術開発に積極的に取り組むべきだと考えています。つまり、通信という技術はすべての宇宙ミッションに不可欠な技術であり、一層の高速化、高効率化、高機能化が求められています。」JAXAの立川理事長に宇宙利用技術に関してご意見をいただきました。


特集
光宇宙通信技術の研究開発動向
情報通信研究機構 豊嶋守生     (PDFサイズ:1230kB)

「日本においては、光通信機器を搭載した国産衛星が2005 年8 月に打ち上げられ、欧州の衛星との間で光衛星間通信実験が成功裏に実施された。しかし、一方で米国では2010 年に火星からの観測データ伝送に光通信を用いる計画を進めていたが、2005 年に中断されている。このような状況の中で、世界各国で光宇宙通信技術の研究開発は継続して行われており、その一部の技術は成層圏プラットフォームなどの大気中の光通信にも生かされている。」光宇宙通信技術の研究開発動向について紹介いただきました。


Selected Paper
「無線革命における衛星通信」IAC-05-B3.1.02
ニールR.ヘルム ジョージ・ワシントン大学     (PDFサイズ:240kB)

無線革命の牽引役を果たしている電波干渉が少なく価格も手ごろな無線LAN(WiFi)、高速データ伝送を可能にしたWiMAXやUltra Wideband (UWB)、ブルートゥース、無線タグ(RFID)の動向や将来展望について述べています。


スペースジャパンクラブ:
「韓国の大学、企業のマイクロ波技術の視察」報告
Mweシニア会     (PDFサイズ:469kB)

韓国ICU(Information and Communications University,)で教授として教鞭をとってらっしゃる石田氏を訪ねて、Mweシニア会 「韓国の大学、企業のマイクロ波技術の視察」調査団が開催されました。メンバーは団長が埼玉大名誉教授小林先生(JFSC特別顧問)、幹事が高木氏と柴富氏。団員は伊東氏、泉氏、紅林氏、田中氏それと松永からなる計8名です。雲ひとつ無い快晴に恵まれた韓国、3泊4日の技術調査団の報告です。


Education Corner
電気通信大学におけるe-Learning・座学・実習を合体させた宇宙通信工学教育プログラム
電気通信大学菅平宇宙電波観測所 冨澤一郎     (PDFサイズ:609kB)

「電気通信大学では、菅平宇宙電波観測所を中心として多数の学科の教員が協力し、「宇宙通信工学(講義及び実習)」というe - L e a r n i n g・座学・実習を組み合わせた総合講義を、受講生約3 0 名規模の集中講義として毎年夏季に開講しております。
電気通信大学の冨澤教授に特徴のある宇宙通信工学教育プログラムに関してご紹介いただきました。


Capital Products & Review
宇宙用の部品評価装置コスト・ハイパフォーマンス/ベンチトップLSI テスタ 『MST2000』
株式会社ジェピコ 国立R&D センター     (PDFサイズ:556kB)


衛星通信と私
NEC 東芝スペースシステム株式会社
宇宙システム本部 衛星システム1グループ 水島 和代     (PDFサイズ:80kB)

「目の前にいるように語り掛けることはできるけれど、決して手は届かない。衛星はとてもドラマチックなのです。その大事な衛星との会話を繋いでくれるのが通信。衛星の通信は私の大事な衛星を見守るための細くて太い絆のようなものなのです。」
NTスペースの水島さんにASTRO-E、「すざく」を通じての体験談をうかがいまし た。打ち上げ失敗による喪失感と「私の大事な衛星」は、衛星関係者共通の思い かもしれません。


Topics From Within
(1)2006年編集委員会から新年の挨拶
        (PDFサイズ:76kB)

Space Japan Review 編集委員会から新年のご挨拶を申し上げます。


世界のニュース
12月−1月号     (PDFサイズ:147kB)

陸域観測技術衛星「だいち」の打ち上げ成功、Arianespace社によるSkynet 5C衛星の打ち上げ、ATLAS Vロケットによる冥王星ミッションの打ち上げ、JAXAによる運輸多目的衛星2号及び赤外線天文衛星の打ち上げ日程の発表など最新の衛星関連情報をお届けします。



JFSC委員会構成  (PDFサイズ:760kB)

12/1月号編集後記
(編集担当;T.U.)


編集:AIAA衛星通信フォーラム編集委員会
〒184-8795 東京都小金井市貫井北町4-2-1
情報通信研究機構 無線通信部門内


ご意見、ご希望をお待ちしております。
編集委員会では、読者の皆様の声をお待ちしております。
記載記事へのご意見、ご感想、小誌に対してのご希望など
を、郵便かFAXまたはEメールにてお寄せください。宛先
は、左記編集委員会「読者の声」係りまで。


SJRのトップへ戻る

No.44のトップへ戻る